マドリード市の首都圏の北西部にあるベッドタウンで、ショッピングと娯楽の施設が充実した町です。マドリード市から北西へ20Kmのところに位置しています。ラス・ロサスとマドリード市の間には、El Pardo(エル・パルド)山があり、Guadarrama(グアダラマ)川はGalapagar(ガラパガル)とVillanueva del Pardillo(ビリャヌエバ・デル・パルディーリョ)の2つの町の境界線となっています。
自然環境の面から特筆すべきことは、ラス・ロサスのほぼ半分が、マドリード州の主要な自然保護地区の1つ、クエンカ・アルタ・デル・マンサナーレス公園に属しているということです。町の中心部は、平均海抜718メートルのところに位置しています。
人口増加の始まった1970年代より、現在この町の特徴となっている住宅街の建設が開始しました。現在の人口は、7万6千人を超えました。
かつてのローマ都市のMiacum(ミアクム)がラス・ロサスにあったと主張する研究者の数は少なくありません。これが本当だとすると、ラス・ロサスの起源は2千年以上前にさかのぼることになります。
過去の歴史と関連性の深いIglesia parroquial tardogótica de San Miguel Arcángel(サン・ミゲル・アルカンヘル教区教会)は、中世の教区教会の常識と外れた場所に建てられています。町の中心部から遠く小高い土地の片隅に、他の建物から離れてぽつんと建っているのです。ラス・ロサスの他の建造物同様、前世紀の市民戦争中に破壊され、その後修復されています。
例年9月29日に開催されるSan Miguel(サン・ミゲル)祭りには、牛追いや闘牛関連のイベントが欠かせません。5月第1月曜日のNuestra Señora de Retamar(ヌエストラ・セニョーラ・デ・レタマル)の巡礼祭りと並んで、地元の人々や観光客で賑わいます。