町の北から南へ流れるJarama(ハラマ)川の沃野を望む、小高い土地にある町です。マドリード市から北東へ向かって20Km、バラハス空港に近い、首都圏を形成する町の1つですが、実はアルカラ・デ・エナーレスの司法区に属しています。
いくつかの住宅地区も、Belvis de Jarama(ベルビス・デ・ハラマ)という小行政地区に統合されています。町の人口は約7千人です。
この町の高台からは首都マドリードの素晴らしいパノラマを一望することができ、「Balcón de Madrid(マドリードのバルコニー)」の名で呼ばれることもあります。
もちろん、そのほかにも興味深いスポットがいくつかあります。そのうちの1つ、Plaza de la Constitución(コンスティトゥシオン広場)に面する、3つの身廊から成るIglesia de San Vicente Mártir(サン・ビセンテ・マルティル教会)は、16世紀末に建設が開始しました。内部の装飾は後期バロック様式のものです。町のみどころの建造物の2つめは、Palacio de Medinaceli(メディナセリ宮殿)です。当初の姿をそのままに留める構造、紋章、石造りの円柱のあるカスティーリャ風の中庭などが、この公爵家と町の関係を物語っています。
今日、宮殿の中には、Casa de Niños Picón de Jarama(カサ・デ・ニーニョス・ピコン・デ・ハラマ)という、マドリード州の教育センターが併設されています。3番目のスポットのMuseo de Usos y Costumbres(風土習慣博物館)は、前述のベルビス・デ・ハラマの行政区にあり、昔の道具やこの地方の民族学的な資料がたくさん展示されています。
ハラマ川の一部にあるレクリエーション用エリアでは、さまざまな種類の木々に混じってカエデが見られるほか、マガモなどの動物も生息しています。
町の守護聖人、Santísimo Cristo de la Salud(サンティシモ・クリスト・デ・ラ・サルー)、Virgen de la Rivera(ビルヘン・デ・ラ・リベラ)、San Nicolás de Bari(サン・ニコラス・デ・バリ)の活気溢れるお祭りは、5月末~6月始めに掛けて行われます。