Talamanca del Jarama(タラマンカ・デル・ハラマ)


位置

マドリード市から46Km、州の北東部にあるこの町は、町の名前の一部となっているハラマ川の流域にあります。

その典型的な地方建築には、沃野地方の特徴である、板枠、日干しれんが、木での枠組みなどの使用が見られます。

歴史

マドリードと、カルロス1世の帝国首都の1つのトレドからも近いこの町の代表的建造物は、カルトゥジオ会のMonasterio de El Paular(エル・パウラール修道院)です。

17世紀に建てられたこの2階建ての建物は、大きなL字型の中庭の周りに小部屋が配置されています。Casa de Labor de los Cartujos(ラボール・デ・ロス・カルトゥホスの家)と呼ばれる、修道士たちの穀物倉と倉庫として作られた建物、丸く削った粗石積みで建てられた工場、一世紀後に建築された礼拝堂などがみどころです。

12世紀にロマネスク様式で建てられ、16世紀に修復されたIglesia parroquial de San Juan Bautista(サン・フアン・バウティスタ教区教会)も一見の価値があります。ロマネスク‐ルネサンス様式のファサードと、ムデハル様式の塔を備えています。

タラマンカの町は、およそ4世紀間に渡って、イスラム教徒の宗教、行政、軍事の中心だったことを忘れてはなりません。そのため、さまざまな建造物にその影響が見られる他、12世紀~13世紀の城壁跡や大きな塔もいくつか残されています。 

でも、タラマンカの町並みには、また別の歴史の足跡も見られます。教会の壁や城壁、墓地などに見られる西ゴート人の痕跡は、中世後期にこの町に彼らが存続していたことをうかがわせるものです。

その他の特筆すべき建造物には、17世紀の市庁舎、マヨール広場に面し、ロマネスク様式とムデハル様式の混在する後陣を備えた14世紀のAntigua iglesia de los Milagros(旧ミラグロス教会)、ローマ時代の街道と橋などが挙げられます。

しかしながら、市街地から一歩出ると、タラマンカの恵まれた環境が目に飛び込んできます。広々とした穀物畑、ノガンやステップ地方に生息する野鳥たち、ハラマ川の並木道、ローマ橋とHuelga de San Bartolomé(ウエルガ・デ・サン・バルトロメ)のレクリエーション用エリアなどがその良い例です。

便利情報

また、El Casar(エル・カサル)、El Vellón(エル・ベリョン)、Torrelaguna(トーレラグーナ)、Valdetorres(バルデトーレス)などへ向かうハイキングルートや、カヌーも楽しむことができます。

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