Torrejón de Ardoz(トレホン・デ・アルドス)


位置

マドリード市からわずか25Km、州東部のこの町は、Corredor del Henares(エナーレス地帯)にある、サン・フェルナンドとアルカラの間に位置しています。

歴史

20世紀前半までは畜産と農業が盛んな町でしたが、ここ数十年で著しい変貌を遂げました。1940年代に国立航空技術研究所の試験場が開設された後、1950年代の米国の空軍基地の招致、1900年代後半の工業団地や集合団地の建設ラッシュを経て、トレホンの社会と経済は大きく変化しました。

拡大を続ける航空産業がこの町の発展の鍵であり、前述の空軍基地の空港は少し前までは軍事空港としてのみ機能していましたが、民間機の受け入れを拡大し、マドリードの航空交通量の急激な増加でパンク状態にあったバラハス空港の補佐的な役割も果たしつつあります。


みどころ

旧市街のいたるところに見られる文化的価値の高い数々の場所が、この町の古い歴史を物語っています。15世紀または16世紀に建てられたLa Casa Grande(ラ・カサ・グランデ)は、当初、イエズス会修道士たちの作業舎でした。イエズス会の追放(18世紀)後、この建物はさまざまな人々の手に渡り、さまざまな目的で利用されてきました。治安警察の営舎だったこともありますが、現在では美しい立派なホテルとして生まれ変わりました。ブドウの圧搾所や中庭、倉庫などに一見の価値があります。

また、ビザンチン時代の聖画像の見事なコレクションも収蔵されています。この町の特筆すべき観光スポットに、もう1つ、Iglesia de San Juan Evangelista(サン・フアン・エバンヘリスタ教会)が挙げられます。近代的なマヨール広場に面したこの教会は、16世紀の建築当初は、今日見られる建物よりも小さく、簡素な造りでした。17世紀の拡張工事で、大聖堂と身廊3つ、丸屋根1つを備える現在の姿となりました。

内部には、地元の芸術的宝物の1つ、1675年、クラウディオ・コエーリョの描いたMartirio de San Juan Evangelista(サン・フアン・エバンヘリスタの受難)が収蔵されています。周辺の場所では、トレホンから近く町との縁も深い、Soto de Aldovea(ソト・デ・アルドベア)がお勧めです。エナーレス川のほとりにある自然溢れる場所で、11世紀~12世紀の同名の城が建っています。四角い塔を4隅に設えた長方形のCastillo de Aldovea(アルドベア城)では、今日では当初の建物の代わりに建てられた18世紀の宮殿が姿を留めています。トレド大司教や王室の手に渡った時代を経て、今日ではトバル公爵の末裔たちの所有となっています。

便利情報

最後に、この町では、レジャーやエンターテインメントの施設も充実していることを付け加えておきましょう。ショッピングを楽しめるたくさんの店や映画館のある大ショッピングセンターのParque Corredor(パルケ・コレドール)がすぐ近くにあるほか、空軍基地のゴルフ場もあります。

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