マドリード市内のレティロ公園とアトーチャ駅の間にNuestra Señora de Atocha(アトーチャの聖母)バシリカがあります。この教会はロマネスク様式で作られた聖母マリアの彫像を始めとする貴重な美術品の多くを擁していますが、 この聖像は当初ドミニコ会の修道院にあったものが、1835年に国に譲渡されたものです。
建築家Fernando Arbós(フェルナンド・アルボス)の設計したこの施設はビザンチン様式で造られています。建設は1891年に始まり、1911年までかかりました。バシリカの回廊に Panteón de los Hombres Ilustres(パンテオン・デ・ロス・オンブレス・イルストレス、名士達の霊廟の意味)が設けられていますが、ここにはRíos Rosas(リオス・ロサス)、 Canovas del Castillo(カノバス・デル・カスティーリョ)、Canalejas(カナレハス)など後世に名を残す著名人達の亡骸が安置されています。 Mariano Benilliure(マリアノ・ベンリューレ)やAgustín Querol(アグスティン・ケロル)の手による彫刻が施された墓は見応えがあります。