マドリード自治州の北部、カスティーリャ-ラ・マンチャ地方、Guadalajara(グアダラハラ)県との州境近くにある小さな村です。人口数は少ないものの、この村にはマドリード地方の自然保護地区の一つがあります。ここは、1974年以降、Sitio natural de interés nacional del Hayedo de Montejo de la Sierra(アジェド・デ・モンテホ・デ・ラ・シエラ)という国の自然保護地区に指定され、el Hayedo de Montejo(エル・アジェド・デ・モンテホ)の名で知られています。イベリア半島のみならずヨーロッパ大陸南限にあるブナ林の一つです。

面積わずか250ヘクタールのel Hayedo de Montejo(エル・アジェド・デ・モンテホ)は、自然愛好家たちの間で最も人気の高いブナ林です。そのため、モンテホを訪れる人々の人数制限が設けられるようになりました。見学をご希望の方は、事前の予約をお勧めします。
ヨーロッパでよく見られるFagus sylvatica(ヨーロッパブナ)種は、マドリード州では唯一、このブナ林に原生しています。実際のところ、厳密に言えば、Fagus sylvatica(ヨーロッパブナ)とカシワの木が共生しています。

モンテホ・デ・ラ・シエラを訪れるのに一番の季節はなんといっても秋です。10月末~12月始めに掛けて、赤というより深紅に美しく紅葉したブナ林の眺めが楽しめます。
ブナ林を散策中に近くに聞こえる水音は、Somosierra(ソモシエラ)の支脈から生まれたばかりの río Jarama(ハラマ川)のせせらぎです。